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Say Goodnight, Gracie (English Edition)
著者: Deaver, Julie Reece(著)
販売元: HarperCollins
発売日: 2013年08月13日
種別: Kindle版
価格: ¥1,150
在庫: 今すぐダウンロードできます。
ページ数: 227ページ

多読国民のレビュー

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2014/09/27 By じょに (評価:3点 / ジャンル:HU / YL:5.0 / 語数:41,700)
離れて生きていくことなんて想像できない友だちだった。
MorganとJimmyはそれこそ赤ん坊の時から一緒だった。夏の暑い日々には、ポーチをぐるぐる一緒にまわっていた幼馴染のふたり。
彼らはずっと友達としてすごし、いまでは互いをよく知りつくしている。なんだって一緒にやっていた。学校が終わった後の放課後も一緒に町へでかけてそれぞれダンスオーディションや俳優のワークショップにいそしんでいた。
彼らは遠慮なく言いたいことを言い合った。それができる完璧な友情。ベストフレンド。
しかし人生はどうしてこんなにしっくりきたり、おかしくもなったりもするのだろうか?ひどい事故の後、Morganは突然ひとりで人生に向き合わなければならなくなった。Jimmyがそばにいないということ。それはつまり彼女の最高の部分が死んでしまったようなものだ。どうして愛はこんなにつらいのだろうか?


事故以前の二人の話も結構詳しく描かれていて、こんなに相手に遠慮なく依存しているのって…、と思うところはあって、私はそこまでどっぷり二人の関係を肯定的にみていたわけではありません。
が、事故後は一転して二人の周りの人々のセリフにジーンとくる部分が多かったです。
Morganを見守る彼女の両親そうだし(特に父親…!とても穏やかだし)、Jimmyの母親の立ち直ろうとする様子。それに精神科医の叔母。同級生のJodyもなかなかの大人で。悲しみにのたうちまわっているMorganのまわりをしっかりささえてくれる彼らの存在にほっとするし、ジーンとくるものがありました。
英文はわりと平易だと思いますよ。
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