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アメリカの歴代大統領の伝記シリーズで、これは初代大統領のジョージ・ワシントンの一冊。
ワシントンの肖像を２枚見せて、歯があまりよくなく、そのために口を結んでいること、
その時代誰もがそうであったように、鬘を着用していたことから紹介が始まる。
当時のアメリカ東海岸の13コロニーの一つ、バージニアで裕福な農園の息子として生まれ、
測量技師として生計をたてるようになった。
その後、ヴァージニアで兵士に志願し、彼の軍のキャリアが始まる。
その後、大統領に就任するまで。
有名な冬のデラウェア川を渡るワシントンの絵も掲載されていた。
また、少年の日の正直さを語る「桜の木を切った」有名なエピソードは省略されていて、
そのカリカチュアが裏表紙になり、選ばれなかった説明が小さく書いてある。
直前に別のシリーズでワシントン伝を読んでいたので、
とりあげるエピソードの違いや、記述の目線も見えて面白かった。