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Hickory Dickory Dock (Hercule Poirot)
著者: Christie, Agatha(著)
販売元: Berkley Pub Group
発売日: 2000年07月10日
種別: ペーパーバック
価格: ¥6,575
在庫: 通常4~5日以内に発送します。
ページ数: 217ページ

多読国民のレビュー

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2013/08/29 By uribou-mom (評価:4点 / ジャンル:MY / YL:6.7 / 語数:56,641)
邦題『ヒッコリー・ロードの殺人』(1955年)です。

ポワロの有能な秘書、ミス・レモンが仕事でミスをするように。それは、彼女の姉が働く学生寮で連続して起きている盗難事件のことで頭がいっぱいだったからです。ポワロはその学生寮に行き、警察に通報すべきと助言。その後、殺人事件が起きていきます。

最初は他愛もない盗難事件と思われたものが、実はもっと大きな犯罪が裏に潜み、やがて殺人事件へと変貌していく、という展開です。

ドラマティックに話の舞台が展開したりするものではなく、たんたんと進行。しかし、クリスティにはよくある、人間の心理描写が興味深いものとなっています。

題名のヒッコリー、ディッコリー、ドック、というのは、マザーグースの一節で、これもクリスティにはおなじみのものです。ただ、今回はあまり内容と童謡が関係していなく、少し物足りない感はあります。

英語に関してですが、英検1級Pass単並みの単語にたくさん出会えます。最初は少し読みにくいと感じました。(イギリス英語だからなのか、少し古い時代の英語だからなのか。。。?)しかし、読み進めていくうちに、スピードも理解度も速くなりました。
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