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Hollyは最愛の夫Gerryと死別し途方に暮れていましたが、ある日死んだはずの彼から手紙が届きます。手紙は一か月に一つずつ開けるように、とあり、封筒一つ一つにAugust, Septemberなどと分けられていました。中身は妻への愛と、Hollyに対する指示と、最後に必ず追伸（PS, I Love You)が綴られていました。そして、そこに書かれている内容はまるで彼女にとってのBibleであるかのように、彼女の支えや行動指針となっていくのでした。
500ページ強ですが、私にとっての多読史上最長の作品で、読むこと自体に骨が折れましたが、達成感もひとしおです。本作品はイギリス英語が中心で、イギリス口語などもたくさん出ますので、単語は調べまくりました。(笑)　また本作品は、Hollyの未亡人としての悲しみ一辺倒ではなく、友達とバカ騒ぎするようなシーンも数多くあり、決して悲しみに深く入り込むような作品ではないと思います。