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子供の頃に大好きでした。やっぱり面白いです。

ジャック・ロンドン『荒野の呼び声』の簡約版。生きるために生きる，喜ぶために生きる，誰かを愛するために生きることの気高さと幸せ。そしてそれと対比される，カネという手段にすぎないものと生きる目的がすり替わった惨めさ。仕事に使う動物をカネを払って手に入れた道具・消耗品だとしか見れない人間のクズの卑しさ・醜さがことあるごとに鼻につき嫌になるけれど，それを払拭して余りあるバックの生き様が爽快である。

翻訳された小説が大好きでしたので，その原本のリトル－ド版ということで読みました。リトル－ドながら，中々雰囲気がでていました。いつかは，原本を読みたいです。

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前半はイマイチ面白くなく、読み進めるのが辛かったですが、中盤あたりからは非常に読み応えがあり、面白いです。