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犬の探偵Buddyが活躍するシリーズが面白かったので、同じ作者のこの作品も読んでみた。途中がちょっとダルかったが、最後の場面が#2以降を期待させる。次も読んでみようと思う。

　The Haunted Libraryの1巻目。YL3.0。11730語。
　犬のBuddyがミステリーを解決するBuddy Filesシリーズを書いたDori Hillestad Butlerの新シリーズ。
Buddy Filesより少し子供向け。
　Kazはある幽霊屋敷に家族で住む幽霊の男の子。人間の前に姿を現すことも、壁を通り抜けることもできないKaz。しかしある日、その幽霊屋敷が取り壊されて…風に流されて行き着いた先はある図書館。そして幽霊を見ることができる人間の女の子のClaireと出会い、幽霊事件を解決？していく…。

　ネタバレになってしまうので注意！ですが…
何が面白いってその発想。幽霊って人間が死んでなるという思い込み？があると思うんだけど、このKazは幽霊として生まれてきた子。人間の生活のことを知りません。しかも人間のことを「Solid」って表現したり、何とも面白い！Glowは人の前に出ることだったり、ワーディングは面白いし、その感覚はユニーク。この先が楽しみになるお話です。