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Harry Potter and the Order of the Phoenix (US) (Paper) (5) (Harry Potter, 5)
著者: Rowling, J. K.(著) Grandpr, Mary(イラスト)
販売元: Scholastic Paperbacks
発売日: 2004年07月10日
種別: ペーパーバック
価格: ¥108
在庫: 在庫あり。
ページ数: 870ページ
Fantasy & Magic: 1744位
シリーズ:Harry Potter(vol.US5)

多読国民のレビュー

全件47 人読んだ40 人読書中0 人興味2 人積読5 人
コメントなしも表示する
2018/08/19 By Miki (評価:4点 / ジャンル:FA / YL:8.5 / 語数:257,154)
1年ぶり3回目。
ミレニアムシリーズと並行だったので1カ月くらいかかってしまったけど、やっぱり面白かったし、細かいところの設定もなるほどなぁと思わされた。
初めて読んだ13年ほど前は、「騎士団を作って悪と戦う」という大義名分が「もうなんか使い古されたネタでしょ?」みたいに思えてしまってこの巻まで読んで終わったのを覚えているけれど、今思えばむしろその状況の中での(ハリーだけでない)主人公たちの心の動きの方がこの壮大な物語の真髄なのかなという気がした。
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2017/07/20 By Miki (評価:4点 / ジャンル:FA / YL:8.5 / 語数:257,154)
多聴
2017.7.10-7.20

初めから事件が起こるので、冗長な感じもなく進むことができた。
12年ほど前にペーパーバックを読んだときは、この巻を終えて、その後6巻を買ったものの、読まず仕舞い。タイミングもあったけれど、やはり1番は、この巻が読んでいて苦しかったこと。
当時の英語力の問題もあるが、それ以上に、内容がキツかった。

ハリーポッターシリーズは、1巻ごとに1歳、年を取っていくわけだけれども、ホグワーツ魔法学校に入学する1巻ではまだ11歳。話の内容も、アドベンチャー要素の強いファンタジーで、悪との戦い方もナゾナゾだったりした。しかしこの5巻では、ハリーは15歳。大人と子供の狭間、反抗期真っ只中、胸にはちちれそうな怒りを抱えている様子が痛いほど伝わってくる。事実、ハリーはすぐに怒鳴るしキレる。ああ、あの可愛かったハリーは何処へ…と、ちょっと切なかった。

また、大人たちの傲慢さ、頑固さ、陰険さ、スノビズム、弱さなどもたくさん描かれている。思春期の少年の目を通して見る世界は不条理そのもの、ハリーの反抗心が掻き立てられるのも納得はするが、読んでいて苦しい。

初めから描かれていたいじめは巻を追うごとに壮絶になっていき、この巻では度を越して、ついにホグワーツがほぼディストピア化する(これもまた心が痛かったポイント)。
シリーズ通して初めて泣いたいじめのシーン。ハリーが、あるきっかけで、スネイプ先生の過去の思い出をのぞき見る機会を得るのだが、それはスネイプ先生がホグワーツの生徒だったハリーの年齢のころに、同級生だったハリーの父親ジェームズから受けていた壮絶ないじめのシーン。今までスリザリンをえこひいきし、ハリーをいじめ抜いてきたスネイプ先生だったけれど、さすがに今回ばかりはスネイプ先生が気の毒すぎて、耐えられなかった。



不死鳥の騎士団を結成し、ヴォルデモートとの対決の様相を見せてきて、物語の筋がダーク寄りになってきているが、それよりも、むしろ人間性の面でのダークさが際立っていた。
ロアルドダールなどの本でも陰険ないじめ、残酷さが見られるが、これってイギリス社会特有の闇なのかな、と思ってしまった。
(中傷するつもりはありませんが)

そういったダークさが、12年前に、何とは無しに次の巻を読まず仕舞いにしてしまったようだということを、今回聴き終えて思い出した。

しかし今回は、そういう部分もふくめたとしても、一方で、主人公の年齢の差によってこれほどまでに繊細に世界を書き分けられる著者の力量に改めて感嘆、このシリーズが世界を虜にしたのも納得した。
今回はシリーズ完読を目標にしているので、最後まで聴き通したい。(Audible がない巻については、本で読みたい) 
Riddle1より thanks機能は会員のみ
2017/05/11 By FreeBard (評価:4点 / ジャンル:FA / YL:9.0 / 語数:257,154)
ハリーポッターシリーズの中でも長編の「Harry Potter and the Order of the Phoenix」
読み終わるまで3ヶ月かかりました(^-^;)
5年生になったHarryですが、辛いことの連続で、あの人の復活を信じたくない大人たちや
新しくやってきた先生の嫌がらせの毎日。。。
本人も感情的になることも多く、そのせいで、せっかくの初恋も。。。
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2017/02/28 By チビBubo (評価:-- / ジャンル:NO / YL:7.5 / 語数:257,084)
読書スタート
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2013/09/06 By YNchem55 (評価:4点 / ジャンル:AD / YL:0.0 / 語数:257,154)
Harry Potter and the Order of the Phenix 今読み終わりました。今年12冊目。そしてハリーポッター第5作目となります。なおハリーポッターは全部で第7作(七巻?)まであるのですが、1年ごとにハリーが魔法学校っで進級することがわかります。
私はイギリスも中高一貫の6年間と思っていたので、学校にいるALT(イギリス出身)に聞いたところイギリスは7年制だそうです。(卒業時が18歳で日本と同じ)
ただ、思ったより複雑で5年間終えたところで終了し就職するひともいるそうなのですが、一回詳しく調べてみたいと思います。
これを読み終えたら物理の本を読もうと思っていましたが、一気に第7作まで読み終えようと思っています。第六作Harrry Potter and the Half Blood Prince 読み終えたらまた投稿します
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2013/08/31 By Jin (評価:2点 / ジャンル:FA / YL:8.0 / 語数:257,154)
3ヶ月超かかってやっと読破。
如何せん長すぎる。途中で何時挫折しそうになったことか。
しばらく、ハリーポッターはいいかな。
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2012/11/25 By chobi (評価:3点 / ジャンル:FA / YL:6.0 / 語数:257,045)
Harryの鬱々とした前半はキツイですねぇ。
この年頃で、周りから嘘付きよばわりされるのは応えるでしょう。
(これまで、伝説&英雄扱いだったから特に・・・)

理解者が次々に排除されて、Quidditchも禁止。読んでいて、作者はどこまでHarryを苛めるんだ!
と、思った私は作者の思うツボですね・・・。

これまでの痛快な話から、重いテーマとなってしまい、次回作を読むのに躊躇しますね。
ホビットを読んでから、6・7作目を読まねば!
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2012/11/24 By こーた (評価:4点 / ジャンル:NO / YL:0.0 / 語数:257,061)
おっさんは心のどこかで求めていたのです。
こういうアメリカンアクション映画的、両陣営入り乱れた大乱闘。
今までの最終決戦はわりとこぢんまりと行われていましたからね。
いやーおなかいっぱい、とても面白かったです。

蘇った悪の親玉の取り巻きデスイーターと、ハリー陣営の戦いがハイライト。
ハリーたちを助けに現れた不死鳥の騎士団とデスイーターたちの死闘。
複数対複数で魔法の飛び交う戦闘シーンはドキドキします。
いよいよピンチとなったそのとき、颯爽と現れるダンブルドア!!
よっ、千両役者!
声はもちろん波平をイメージします。

ダンブルドアの活躍(ハリーは隠れて見ていただけ)で、悪の親玉に辛くも勝利します。
こんな戦いに貴い犠牲はつきもの。
ハリーの名付け親、父親代わりであり兄のような存在シリウスを失ってしまいました。
シリウス、従姉妹のベラトリクスじゃなくてヴォルデモート様直々に手を下して欲しかったな。

そしてエピローグで衝撃の事実が!!
『ジニービッチ列伝』に新たな1ページが加わります。
なんと、マイケルとは既に別れて、ハリーたちの友人ディーンと付き合っていたのです!
真っ赤になってハリーと会話すらできなかったウブなジニー。
悪者との交換日記に夢中になっていたジニー。
おっさんの中で走馬燈のようにキモい妄想が巡っては消えます。

おっさんの予想通り、チョウとハリーは破局するのですが。
チョウも腐れビッチであることが発覚!
しかも、ジニーに捨てられたマイケルとくっついているという「サークル内皆兄弟」状態。
去年セドリックを失った悲しみはオトコでしか埋められなかったのです。

ここでクローズアップされてくるのが新キャラ、ルナ・ラブグッドさんですね。
こういう天然系の不思議ちゃん、いいじゃないですか。
絵に描いたようなダイヤの原石っぷりに、おっさんのエクスペクトもラブグッドです。
というわけで、5巻の萌え大賞はルナさん、おめでとうございます。
次点はちび巨人グロウプ、今後の活躍に期待大です。

スネイプ、けっこう頑張ったはずなのにハリー的にはむしろ評価が下がっててワロタ。
謎プリでは格好いいところをしっかり見せて欲しいですね。
おっさんは、1巻でハグリッドが彼を信頼していた時点でスネイプに全幅の信頼を寄せています。
「いつ、いかにしてデレるのか」、それが一番の関心事。

6巻もきっと楽しませてくれることでしょう。
ありがとう、JK。
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2012/09/03 By dadmam (評価:4点 / ジャンル:FA / YL:7.7 / 語数:257,154)
この第5作の学校の雰囲気は、いわゆる受験です。Harryの学年はfifth-yearになりました。Fifth year's OWL yearと言ってホグワーツも5th(15-16歳)と7th(17-18歳)の学年が受験生です。第5作に期待したのはイギリスの受験の時期にあるハリーがどうするかです。Ordinary Wizarding Levewlの受験は最後の方に出てきます。人間の社会と同様に2週間の期間で行われました。

 前作でQuidditchのトーナメントでボーイフレンドを亡くしたCho ChangがHarryに好意を寄せてきますが、Harryの対応が上手でないように書かれていて、ロマンスには至りません。HermioneがHarryに、少し女性の心理をアドバイスしてくれたのですがね。
 本の裏表紙には、全身が金の男女と矢をもった下半身が馬の人間と、小人2人と噴水が書かれています。これは最後の方にHarryとDAのメンバーがThe Ministry of MagicにSiriusを助けに乗り込んだ居間にある置物です。ここが戦いの場になります。
 多くの書評から、ハリーが暗くイライラしている様子なので、それなりに覚悟して読みましたが、普通のよくある青春の状態が描かれていると感じました。作者はそれほどハリーを陰険ではなくノウテンキにもしなかったので安堵しています。
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2012/07/25 By ぴあのねこ (評価:4点 / ジャンル:FA / YL:8.5 / 語数:257,045)
長かった!
でも、最後まで読み通すことができて、本当に嬉しい。
思春期のハリーに次々襲いかかる、無理難題、
そして、最後の最後に訪れた、苦い結末と今まで知らされていなかった事実。
読み進めるのが辛くなってしまうことも度々あったけれど、
とにかく楽しかった。
次の巻が楽しみ。。
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2012/03/27 By poppy (評価:5点 / ジャンル:FA / YL:8.5 / 語数:257,045)
長くて重くて、ひるみそうになりますけど、最後まで楽しんで読めました。

今まで、記憶も、思い出を語ってくれる人もなく、憧れだったお父さんの学生時代を見てしまって
複雑な思いのHarry。
ますます頼りになるHermione。
双子のFredとGeorgeもかっこよかった。
Ginnyはなんだか逞しくなりましたね。それにくらべて、Ronの存在感がちょっと・・・。
あとNevilleの成長も嬉しいです。
すべての登場人物の母親のように読んでいました。
Harryの初恋の相手、Choって、すごくかわいい子みたいですけど
面倒くさそうな性格で好きじゃないです。
最後にはGinnyの元彼を付き合ってましたね。年下好き?
あと、SiriusをあっけなくなくしたのはHarryと同じくがっかりでした。
最後、Lunaに癒されたHarry。私も癒されました。
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2008/05/01 By あづさ (評価:4点 / ジャンル:AD / YL:7.0 / 語数:257,036)
Lexile Measure 950L
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2005/12/11 By piyo (評価:5点 / ジャンル:FA / YL:7.8 / 語数:257,154)
Harryに感情移入しすぎて、鬱々としてしまった。誰にも心を開けなくなったHarryに早く楽しい日が戻りますように。
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2005/07/13 By Miki (評価:5点 / ジャンル:FA / YL:8.5 / 語数:257,154)
4巻のあと2週間ほどで読了。長かったけれど、あまりそれを感じなかった。
シリウス死亡。ガーン(;_;)
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