多読王国 | タドキストの為の無料読書（洋書多読）管理コミュニティ

少年が親友の死に向き合うお話です。

親友のJamieはいつもふざけっぱなしで止める術の
ないくらいのヤンチャです。蜂に刺されて蹲ってい
るときも「きっとふざけてるんだろう」くらいに
思っていました。Jamieは蜂の毒アレルギーで死んだ
のです。

助けられたかもしれない、そんな後悔の念と、
自分の部屋の目の前にあるJamieの部屋の窓の
気配のなさ、受け入れられない事実ばかりで
食事もとれず追い詰められ苦しみます。

重々しい話ですが描写がとても細かくて美しいです。
途中で泣いてしまいました。
英語は少し難しく感じました。

親友のJamieとオレは、ブラックベリーを摘みに行ったけど、
まだ、熟しきってなく、ものすごく酸っぱかった。
それから、二人で小川まで競争した。
もちろん、オレの勝ち。
大抵のことではJamieには負けてしまうけど、
かけっこだけは絶対負けない。

Jamieは、超面白くて、一緒にいて退屈しない。
いつもふざけてて、人を驚かして楽しんでる。
それに、弟妹の面倒をよくみるやさしい兄貴だ。

でも、結構しつこいところもある。
いったん言い出したら最後、絶対あきらめない。
あんまりしつこいので、親友とはいえ、正直、
ウンザリすることもしょっちゅうある。

だから、あのときだって、きっとまた、
いつもの冗談だと思って疑わなかったんだ。。

でも、あれは、冗談なんかじゃなかった。。

・・・・・・・・・・・・

辛い内容の物語だけど、読んでよかったと思いました。