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Educated: A Memoir (English Edition)
販売元: Random House
発売日: 2018-02-20
種別: Kindle版
ページ数: 336ページ

多読国民のレビュー

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2019/05/16 By 2attraction (評価:5点 / ジャンル:NF / YL:8.0 / 語数:109,500)
かなり重めの読み物です。本書は敬虔なモルモン教徒で双極性障害の親の元に生まれ、学校にも行かせて貰えず、世間から隔離され、病院にも行かせて貰えず、怪我や病気は母親が作る野草の薬だけを使い治す生活をしていた少女の物語です。兄から暴行されたと訴えても、無視され、傷付き、むしろ兄を悪い男からお前を守る様に兄が教育してやってるなどと庇う様な毒親に育てられた女性が、大検を受けて大学に行き、本を読みあさり、ハーバード大学を卒業し、ケンブリッジ大学で博士号をとるまでのサバイバル的な話。大学で教育を受ける中で、自分の親の異常さに気づき、親子の縁を切り、まともに生活できるようになるまでの実話です。どこかで父親の言いなりになってしまう母親を見捨てられない気持ちを抱き恋しい気持ちを持ちながらも、あの父親の元に戻ることになるなら、二度と会わない覚悟で力強く生きていく姿は同じような境遇にある人には励まされる本だと思います。自分さえしっかりしていれば、サバイバルできるって希望の光を見出せる本だと思います。彼女の自己学習能力に畏敬の念を禁じ得ないですが、学生の時は面倒だと思う学校での学習も、偏った考えに毒されず、広い視野を持てるようになるのが最終目標ならば、その教育の偉大さと大切さを実感します。また、彼女に手を差し伸べてきた側の人々を尊敬し、自分も手を差し伸べられる人間になりたいと切に思いました。
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2018/12/21 By シュバババン (評価:4点 / ジャンル:BI / YL:7.0 / 語数:109,500)
難易度 難しく感じた。ジョングリシャム程度?
内容 アイダホ州の山の中で育った少女タラの話。父は診断こそされていないが躁鬱病ないし統合失調症で、学校や病院に通うことは、モルモン教の教えに反するという信念の持ち主。政府を、神に反する悪魔の手先と信じており、家族の怪我は妻の薬草で治療する、子供は助産師に自宅で取り上げてもらい出生届けは出さない、子供は学校に通わせず家業である建築や牧畜の仕事をさせている。父は家族を厳格に支配しており、全てのメンバーが父と同じ価値観を共有する。 タラは兄から暴力を繰り返し受けるが両親は黙認、その間タラは大検を受けて大学に進学、新しい価値観と今までの価値観とのギャップ、新しい価値観を身につけたことから生じる家族との軋轢に葛藤する。
感想 暴力的な兄とそれを擁護する狂った両親など、最後までとても胸糞悪く嫌悪感と憤りを覚える。読後感はよくない。タラは毒親と絶縁したいと思っているわけではなく、関係を修復したいと思っている点は興味深かった。はたから見たら、「あんなロクでもないやつと一緒にいてもどうしようもない」と思う親でも、当人のアイデンティティと密接に関わっており、絶縁することは堪え難いものだと実感出来た。
2attractionより thanks機能は会員のみ

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