多読王国 | タドキストの為の無料読書(洋書多読)管理コミュニティ

I've Got You Under My Skin: A Novel (Under Suspicion Book 1) (English Edition)
販売元: Simon & Schuster
発売日: 2014-04-01
種別: Kindle版
ページ数: 321ページ

多読国民のレビュー

全件2 人読んだ1 人読書中0 人興味1 人積読0 人
コメントなしも表示する
2016/04/29 By ぜんだま (評価:5点 / ジャンル:MY / YL:6.0 / 語数:96,300)
メアリー・ヒギンズ・クラークは、昔、ハヤカワから翻訳本が出ていましたが、
最近は日本での出版はないようです。

もう88歳(!)になるというサスペンスの女王は、今も作品を発表し続け、
このI've Got You Under My Skin(2014年出版)は、アメリカのアマゾンで2000近くのレビューがついている人気作品です。

テレビ番組のプロデューサーのLaurieは、未解決事件を再度掘り起こす番組を企画する。
容疑者を集めてインタビューし、また事件発生時を振り返り、新たな発見を求めるために、
犯行当時と同じようにな状況を再体験するリアリティーショー。
テレビで人気の弁護士Alexがホストに抜擢され、20年前の事件の解明にいどむが、、、

Laurieの夫は、息子の目の前で射殺されたという過去があり、
犯行直後の犯人は、「次はお前の母親だ!その次がお前だ。」と次の犯行をほのめかしている。
警察官のLaurieの父 Leoは、娘と孫を守ろうと誓い、義理の息子の葬儀の次の日に警察を退職し、彼らのサポートをしている。

Laurieが番組の企画に選んだのは、20年前の殺人事件。
豪邸に住むリッチなファンドマネジャー(ロバート)の妻ベッツィーが死体で発見されたのは、娘の大学卒業パーティーの翌朝。
娘の友人3人も招待され、若い4人が盛大なパーティーの主役だった。

ファンドマネジャーと妻は再婚。
娘は妻の連れ子。
容疑者は娘と3人の友人、家政婦、運転手、そして夫(ロバート)。
物語は、チャプターごとに、語り手が変わり、容疑者たちの独白で進んでいきますが、
どうも全員に動機があるようで、、、
(語り手には、Laurie、Alex、Leoのチャプターもあり)

私は、「もしかしたらオリエント急行殺人事件みたいに、全員がグルじゃないか?」と思いましたが、
小説の中でもそんな意見を持つ人がいました。

2つの殺人事件をうまく交錯させて、最後まで飽きずに読めた。
結末部分、バタバタッと終わらせた印象はありますが。。。

英語は思ったほど難しくなかった。
これなら、もう少し前でも読めたかも?
そしてこの本の特徴はとにかくチャプターが短い。
約300ページの本ですが、100近くチャプターが分かれていて、
ペーパーバックの1ページくらいのチャプターもあります。

LaurieとAlexは、くっつきそうな感じです。
少なくともAlexは、美しい未亡人のLaurieが好きになってしまったようです。
続きが出ているので、また機会があれば読みたい。
ただし、続きの作品は、メアリー・ヒギンズ・クラーク単独の作品ではなく、
Alafair Burkeとの共著のようです。

The Cinderella Murder
All Dressed in White

*語数は概算です。
321ページ × 300語 = 96,300
thanks機能は会員のみ

このページの先頭へ