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The Storyteller (English Edition)
著者: Jodi Picoult
販売元: Atria/Emily Bestler Books
発売日: 2013-02-26
種別: Kindle版
ページ数: 529ページ

多読国民のレビュー

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2019/03/12 By ぶーさーさー (評価:5点 / ジャンル:FI / YL:7.0 / 語数:158,278)
ホロコーストものです。
主要登場人物は、心身に傷を持つ25歳のユダヤ女性「Sage」、元ナチスSS将校の95歳の「Josef」、アウシュビッツを生き延びたSageの祖母「Minka」、アメリカ司法省特別人権検察局の「Leo」。
偶然知り合いとなったSageに、Josefは過去の罪を癒やすため自分が死ぬのを手伝ってくれと頼み込む。だがSageは正義感から、秘密に警察や司法省と連絡をとり、Josefの罪を公に裁いて貰おうとする。
話の流れは、現在のSageの話、過去のMinkaの戦時中の話、が交互に語られていきますが、途中にMinkaの創った物語の主人公「Ania」の話が時々挿入されます。
そして最後にSageが取った行動は・・・・。

ユダヤ人迫害、アウシュビッツ等、Minkaの話のエピソードの数々は沢山のヒヤリングや資料がベースになっているそうで、その生々しさにただただ声も出ず圧倒されました。人間ってここまで残酷になれるんだ・・・・と。
そしてもう一つ恐ろしく感じたのは、もし自分がドイツ人に生まれていたらどうしただろうかということ・・・・・。
こんな文章が出てきます。
It’s easy to say you will do what’s right and shun what’s wrong, but when you get close enough to any given situation, you realize that there is no black or white. There are gradations of gray.
善悪って何だろう。その立場になった時、あなたはどこまで白でいられるだろう?そのグレイを別の立場のあなたは非難できるのだろうか?

暗い話ではありますが、どうなるのかとハラハラしながら一気に読んでしまいました。色んなことを考えさせてくれる本でもありました。お薦めです。

心が暗くなる出来事が多く出てきますが、たまにユーモアも混ぜてあります。
以下は一番気に入ったもの。(Sageが隠しマイクを付けての操作協力にすごく緊張していた時、捜査官が言った言葉です。 ちなみにJ.Edgar HooverはFBIの初代長官)
「You know what J.Edgar Hoover would do, if he were alive today ?」
「Scream and claw at the top of his coffin.」
緊張が吹き飛び、思わず吹き出しました。
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2013/04/16 By angel (評価:-- / ジャンル:NO / YL:0.0 / 語数:148,800)
ホロコーストのお話です。衝撃的ですが、読む価値あり。
hotateより thanks機能は会員のみ

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