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単なる love story にあらず。恋愛モノが苦手な人にもおすすめです。

I had never thought that I would sob reading graded readers. But with this book, I did. 

原書も映画も知らないで、タイトルだけ聞いたことがあるというだけで読み始めたのだけど、思いがけず引き込まれ、後半は一気読みし、ラストは不覚にも泣けた。GRで泣いたのは久しぶり。Fly Away Home以来かな？
正直、GRには滅多に☆5をつけないが、これは5でいいと思う。
 戦争に翻弄され引き裂かれた愛、と言えばあまりにチープな響きだけれど、何人もの人の命を奪った戦争、そこに巻き込まれた人たち一人一人の命にはそれぞれの人生、それぞれのドラマがあったのだ。
カルロのサイドストーリーもまた印象的だった。
原書も是非読んでみたい。ああこうして読みたい本が増えていく…

英語について:
語数制限3000語、知らない単語1〜2個、教科書のように整然とした文章だから読みやすい。しかしここから一般ペーパーバックへの移行がなかなかハードな道のりなんだよな〜

「コレリ大尉のマンドリン」戦争中の禁断の恋

ペンギンリーダーズのレベル6（最上位）です。
ただレベルほど難しい単語もなかったと思います。

私の嫌いな恋愛物と思いきや、第2次世界大戦との絡みがあり
いろいろな人間模様を見ることが出来楽しめて読めました。
正直、最後のほうではぐぐっっと来るところもありました。

戦争は人間らしさを捨てて戦わなければならない非常や悲惨さがありますが、
そんな中でも力強く、人間らしく生きた姿が音楽の表情と共に
流れます。文章も結構綺麗で読みやすかったです。

実際はもっと長い物語のようですが、
このペンギン版でも十分楽しめます。