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The Curious Incident of the Dog in the Night-Time (Vintage Contemporaries)
著者: Haddon, Mark(著)
販売元: Vintage
発売日: 2004年05月22日
種別: ペーパーバック
価格: ¥1,845
在庫: 通常5~6日以内に発送します。
ページ数: 240ページ
Coming of Age: 1174位
Literary: 6332位
Domestic Life: 1485位

多読国民のレビュー

全件10 人読んだ7 人読書中1 人興味1 人積読1 人
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2020/11/13 By Gannet (評価:5点 / ジャンル:HU / YL:4.2 / 語数:62,005)
ある晩、近所の庭で犬が殺されていた。父親と二人暮らしの自閉症の少年(主人公)は犯人探しに乗り出します。主人公が書いた本という設定で語られているので、側から見たら異常な振舞いも、どう感じてそうしたのか良く理解できて共感できます。主人公はとても才能があって数学、物理の理解力、計算能力、映像的な記憶力などは羨ましいくらいです。しかし実生活はとても難しい。両親の苦労と努力は並大抵ではなく、彼の父親は本当に凄いです。それでも人間は時には過ちを犯してしまうもの。才能が有っても無くても、人それぞれの個性を認めて尊敬し合って共に生きていければ良いな、と思う本でした。簡単な言葉で書かれていて子供にも、そして大人にも深く響く「児童書」でした。お薦めです!
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2019/02/24 By モッツ (評価:4点 / ジャンル:HU / YL:4.5 / 語数:62,005)
自閉症のChristopherの視点で語られる、夜中に犬におこった奇妙な事件を巡る物語。
いきなりChapter2から始まったり(章が素数)、図や数式が随所に登場するといった異質な文体に最初は少し戸惑いましたが、自閉症の子の独特な感性や思考、世界観が表れており、興味深く読むことができました。
数学や科学に関する物語から脱線した部分は少し読みづらいですが、メインストーリーは平易で読みやすいです。自閉症ゆえChristopherの言動が自分勝手に感じられたり、大人(特に父親)の言葉遣いが汚かったりと読む人によっては気になるのかなと思います。
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2013/05/28 By felica55 (評価:4点 / ジャンル:HU / YL:4.0 / 語数:62,005)
2013/03/16 By sm (評価:2点 / ジャンル:HU / YL:4.0 / 語数:60,877)
2012/11/19 By E.Baby (評価:4点 / ジャンル:HW / YL:0.0 / 語数:60,877)
アスペルガーの主人公からみた様々な出来事を時系列で綴っていく。後半は主人公の冒険物語の要素もあり結果を知りたくてページが進みました。文章は非常に平易で、主人公の文章レベルに合わせてあるので難しい言い回しは出てきません。が、文法的間違いはあるのでそのあたりを前提して読まなければなりません。教材として読んだのですが、大変面白かったです。
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2012/09/10 By yuchesc (評価:-- / ジャンル:NO / YL:4.1 / 語数:60,877)
2012/05/29 By sputnik (評価:4点 / ジャンル:HW / YL:4.1 / 語数:60,877)

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