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I Let You Go: The Richard & Judy Bestseller
著者: Mackintosh, Clare(著)
販売元: Sphere
発売日: 2015年05月07日
種別: ペーパーバック
価格: ¥1,405
在庫: 通常6~10日以内に発送します。
ページ数: 384ページ
Police Procedurals: 963位
Psychological & Suspense: 1259位
Contemporary Women: 1383位

多読国民のレビュー

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2021/01/09 By ぶーさーさー (評価:5点 / ジャンル:CS / YL:6.8 / 語数:113,310)
初 Clare Makingtosh です。イギリスの女性作家で、12年間警察で働いた後に2014年本作で作家デヴュー、たちまちベストセラーになったようです。

イギリスの Bristol、シングルマザーの母親と5歳の男の子が雨の夜道を歩いている。そこに突如猛スピードの車が現れ男の子をはね殺し、車から降りることも救助もせず泣き叫ぶ母親を残しそのまま走り去る。(ここまでがプロローグ、その後1章、2章、エピローグと続きます。)

で1章、二人の人物の視点が交互に切替わり話が進んで行きます。
一人はBristol警察の刑事Ray、女性新米刑事Kate と共に捜査を始めるが、目撃者もなく捜査は一向に進まない・・・。長い一緒の捜査で二人に芽生える感情、Rayの妻Magsとの愛情、子供の非行問題、なども絡み合いながら描かれ、これミステリーでなく文芸小説?と思うほど書込みが上手く、Ray/Kate/Magsの行く末をハラハラしながら読み進めました。
もう一人の視点は、Jenna。ひき逃げ事件に対する犯人だけでなく、親にも管理責任を問う声の上がるBristolの町。Jennaは何もかも忘れたくBristolを後にし、あてもなく辿り着いたのがWalesの小さな海辺の町。ここの小さなコテージを借りひっそりと暮らし始めたJenna、徐々に過去から逃れ、想いを寄せてくる男性の出現や生活のための仕事など見つける。(再生の物語なんだなと思い読んでいました)

で1章の最後に、とんでもない事態が起きます。書きたいけどネタバレになるので書けません。「えーーーーーーーーーーーーーーーーー?」と叫び、思わず1章の前半をパラパラ読み直しました。(今まで自分の中にあったイメージがガラガラと崩れて行く・・・・)
2章はRay/Jennaの視点に加え謎の男の視点が加わります。すごいサイコパスでDV男です。一体何がどうなっているのか、最後まで一気読みしました。(Ray/Kate/Magsの行末も気にしながら・・)
傑作です。ミステリー作品であると同時に、恋愛・家族・仕事、そして人間の弱さと再生を描いた文芸作品です。お勧めです。

英語は最初平易かなと感じたのですが、言い回しなどストンと入ってこない所などあったのでYL(読みやすさ)=6.8と少しだけ上げました。
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2015/07/12 By angel (評価:4点 / ジャンル:NO / YL:0.0 / 語数:124,000)
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