多読王国 | タドキストの為の無料読書（洋書多読）管理コミュニティ

後半は楽しくスイスイ読めましたが、前半苦戦しました。

1885年に出版された冒険小説『ソロモン王の洞窟』のリトールド版。
砂漠あり友情あり王家のゴタゴタあり洞窟ありで楽しめた。
ただこの時代（現代も？）にありがちな展開として、白人の持つ文明品を未開の地の人に見せた時の驚きや畏怖の反応をネタにしたり、故に即主従関係ができ上がるパターンが好きではない（『ロビンソン・クルーソー』も同じ理由でモヤモヤする）。
まぁ、深く考えずにアドベンチャーとして読めば楽しいのだけど。

この作品の15年ほど後に出版されたコンラッド『Heart of Darkness（闇の奥）』を再読したくなった。

ペンギンリーダーズのレベル４です。
この本、邦題にすると「キング・ソロモンの秘宝」でしょうか？
トレジャーハンター的内容で、男の自分には結構楽しく読めました。

最近、レベルの低く制限したGRものを多く読んでいた為、
少し長かったこの作品は楽しめました。
原作もあるようですね。そちらはもっと長そうですが
この作品は丁度いい制限で良い思います。

物語の内容は19世紀後半、アフリカの奥地へ
「ソロモンの秘宝」を探す旅にでて、厳しい自然に対峙したり
やはり来たかって感じの現地人との戦い。
そして、最後には洞窟に仕掛けられた罠…

と言った感じで、題名見れば「こんな感じになるのか？」と思う
展開にはなりますが、わかっていても物語を読んでいて楽しいといった感じですね。

あと、アフリカの現地の地名や人物名は少し覚えにくいです・・・

特別面白いとは思ってないものの、楽しんで読めたので☆４つです。
以外と知名度は低いのかなぁ？残念だなぁ、ＧＲ系ではいいとは思ったのですが・・・
冒険物が好きな方には、オススメします！