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Macmillan Readers One Day Intermediate Readers Pack
著者: Cornish, F. H.(翻案) Nicholls, David(原著)
販売元: Macmillan Education
発売日: 2011年11月29日
種別: ペーパーバック
価格: ¥2,905
在庫: 一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。注文確定後、入荷時期が確定次第、お届け予定日をEメールでお知らせします。万が一、入荷できないことが判明した場合、やむを得ず、ご注文をキャンセルさせていただくことがあります。商品の代金は発送時に請求いたします。
ページ数: 110ページ

多読国民のレビュー

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2018/11/20 By 雪うさぎ (評価:4点 / ジャンル:LV / YL:3.8 / 語数:20,022)
デクスターとエマの物語。いや、デクスターの物語かな?
遊び人のデクスターと堅実なエマ。卒業前にちょっと接点があったけれど彼らのタイミングは居て欲しい時も住んでる距離もズレにズレる。遊び人の奔放な甘えん坊デクス×仄かな恋心を自覚があるのかないのか灯し続ける面倒見のよいエム。

あの日あの時あの場所で君に出会わなければ~ってなラブストーリーを思い出す。まぁ全然違うんだけど。(゚Д゚)ノデクスター!コラー!!と誰もが内心感じるはず。色々な場面でこいつひょっとしてやらかすな、という事をやらかしてくださる。現実近くにいたら受け止めきれないし友人の交際相手だったら別れた方がいいと諭すのが友情と思わせる男なんだけど殊、本の中の人物となると何だか憎めないというそんなデクスター。どちらにも共感はできないんだけど現実とは違って俯瞰して読める本だから両方の目線や心情も読める為にエマはママじゃないんだぜ?と突っ込みたくなるが懐いてる感が特にキャラとして突き放しきれなかったり、エマはエマで意外に辛辣にデクスターを評価してる部分があるのにそこまで寛容なのかという不思議ながらもこの子はそうだろうなーという部分があったり。胸が痛くなる終わり方なんだがそのままいってても退屈だったかもしれないけど、でもさぁ、という感じの読後感。なんだかんだで夢中になって読んでしまった。そんな物語。
原作は400P超えなのでなかなか厳しい、のと多分これ更にデクスの悪行が赤裸々に詳細に提示されたら流石にウンザリしそうなのでこちらで触れる機会があって良かったなぁ。
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