著者: Horowitz, Anthony(著)
販売元: Puffin Books
発売日: 2006年02月16日
種別: ペーパーバック
価格: ¥2,029
在庫: 在庫あり。
ページ数: 368ページ
Action & Adventure: 8357位
Mysteries & Detectives: 2479位
多読国民のレビュー
全件 | 8 人 | 読んだ | 7 人 | 読書中 | 0 人 | 興味 | 1 人 | 積読 | 0 人 |
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2018/09/11 By ゾーイチ (評価:
/ ジャンル:AD / YL:5.5 / 語数:64,969)
このシリーズの文体にも慣れて楽しめました。子供向けにしてはスリリングで残酷なところもありますが。思春期の男の子は熱狂するでしょう。主人公の少しほろ苦い恋物語もあり、たのしめました。
2017/07/29 By Miki (評価:
/ ジャンル:AD / YL:5.5 / 語数:64,969)
"P.S. this letter will self-destruct 10 seconds after it comes into contact with the air, so I hope you read it quickly!" P96-97
モロ007じゃん、とニヤリとした部分を抜き書き。
It was the very best of this series so far.
The grossest and yet most exciting part was how this bad guy died. He held the world in his hand (he almost did, to be precise, or at least he thought so) , and the moment later, he was minced meat! MINCED MEAT!!!!!
マンガ的なご都合主義とド派手な演出はこれまでと同じだけれども、自分の意思に反して諜報機関のために働いてきた今までとは違い、今回は世界を救わねばという正義感から自分自身の意思で動いたところが良かった。そしてその中にほのかな純愛も含んでいたり、自分の過去についても新たな発見(!!)があったりと、単に事件が解決してハッピーエンドで終わらないところが後を引く。ところどころハードボイルドだし、エンタメとしては最高。
モロ007じゃん、とニヤリとした部分を抜き書き。
It was the very best of this series so far.
The grossest and yet most exciting part was how this bad guy died. He held the world in his hand (he almost did, to be precise, or at least he thought so) , and the moment later, he was minced meat! MINCED MEAT!!!!!
マンガ的なご都合主義とド派手な演出はこれまでと同じだけれども、自分の意思に反して諜報機関のために働いてきた今までとは違い、今回は世界を救わねばという正義感から自分自身の意思で動いたところが良かった。そしてその中にほのかな純愛も含んでいたり、自分の過去についても新たな発見(!!)があったりと、単に事件が解決してハッピーエンドで終わらないところが後を引く。ところどころハードボイルドだし、エンタメとしては最高。
2014/06/01 By めねたおたべ (評価:
/ ジャンル:AD / YL:5.0 / 語数:68,083)
ウィンブルドンで知り合ったサビーナの家族と南仏に休暇を楽しみに来たアレックス。ところが彼はビーチで偶然、父を殺したとMI6に教えられた暗殺者を見てしまいます。あとをつけていったアレックスは、暗殺者になんらかの計画があることを突き止めますが、自分には関係ないことだと考えようとしました。ところがその後サビーナの父親が爆発テロの対象となり、瀕死の重傷を負います。アレックスは暗殺者に依頼した人物を突き止め、MI6へ知らせますが、まったく相手にしてもらえません。やむなく彼は自分で調べることにします。
今回はMI6の依頼ではなく、アレックス・ライダーが(保護者のジャック以外、孤立無援で)自発的に行動を起こしていく話です。正直言ってこのシリーズは英語が読みやすいので惰性で読んでいたところがあったのですが、今回はとてもおもしろかったです。
ストーリー自体は毎度のことながらハリウッドアクション映画の王道という感じではあり、ゲーム的だったり、敵の動機も幼稚だったりするわけですが、今回はアレックスがMI6に命令された任務をしかたなく引き受けてではなく、内発的な動機で動いているのがよかったのかもしれません。サビーナとの関係もはらはらするし、最後は次の巻への布石もあり、ようやく物語が本番に入ってきた感じがしました。ここまでいくと、続きがまた読みたくなってきます。
今回はMI6の依頼ではなく、アレックス・ライダーが(保護者のジャック以外、孤立無援で)自発的に行動を起こしていく話です。正直言ってこのシリーズは英語が読みやすいので惰性で読んでいたところがあったのですが、今回はとてもおもしろかったです。
ストーリー自体は毎度のことながらハリウッドアクション映画の王道という感じではあり、ゲーム的だったり、敵の動機も幼稚だったりするわけですが、今回はアレックスがMI6に命令された任務をしかたなく引き受けてではなく、内発的な動機で動いているのがよかったのかもしれません。サビーナとの関係もはらはらするし、最後は次の巻への布石もあり、ようやく物語が本番に入ってきた感じがしました。ここまでいくと、続きがまた読みたくなってきます。