多読王国 | タドキストの為の無料読書(洋書多読)管理コミュニティ

The Wind-Up Bird Chronicle
販売元: Vintage
発売日: 1999-04-22
種別: ペーパーバック
価格: ¥ 1,404円 [定価:¥ 1,354]
在庫: 通常1~2営業日以内に発送
ページ数: 624ページ
売り上げランキング: 2992位

多読国民のレビュー

全件12 人読んだ10 人読書中0 人興味2 人積読0 人
コメントなしも表示する
2018/08/13 By シュバババン (評価:5点 / ジャンル:JP / YL:5.0 / 語数:250,000)
難易度 簡単
内容 短編が不完全な迷路のように繋がっている印象。荒唐無稽でとっちらかっているが根底には小市民(主人公、間宮中尉、獣医)VS 独裁者(ワタヤノボル、ボリス、中尉)という一本のテーマが通っている。
感想 すごく面白い。ねじまき鳥クロニクルという巨大で夢のような迷路を彷徨っているような没入感を覚える。村上お得意の「あっちの世界」に連れていく力が強い作品。ワタヤノボルが久美子をdefileしたとはなんだったのか?シナモンが夜中に見た土を掘ってる人はなんだったのか?主人公は何故唐突に井戸に潜るのか?主人公の頬に出来たアザはなんなのか?ギターケースの男って何者?色々な謎は残るが、それはそれとして物語を楽しむことが出来る。興味深いのが筆者自身、何故、どのようにこういう謎が生まれてきたのか分からないらしく絶対的な正解はないそうだ。
 ただねじまき鳥とはなんなのか?というのは、「運命的に私達の人生を破壊する悪しき力」だと解釈している、この物語の中では自分ではどうすることもない降りかかってくる暴力。獣医はなすすべもなく傍観していただけ、間宮中将は立ち向かったがかなわなかった、主人公はもう少しでトドメをさすところまでたどり着いた。トドメを刺したのは久美子。
 ストーリーはとっちらかってるが、演出は一流で先を読みたい気持ちを刺激する。特に208号室の淫靡でグロテスクな雰囲気が好きだ。デヴィッドリンチ的な悪夢を小説で体感させてくれる。ちなみに筆者はツインピークスを執筆時に見ていたそう。
thanks機能は会員のみ
2015/10/19 By こーた (評価:4点 / ジャンル:NO / YL:0.0 / 語数:250,000)
猫と妻の失踪から始まる、謎のスケール感を持つ作品。
深遠なテーマなんざ知ったこっちゃないけど、暴力に彩られたエピソード群が魅力。
最後には悪との対決もあったり、読み応えがある。
モテモテ主人公に、読後の結局なんだったんだ感も健在。
プロのハルキストは考察なんかするのだろうが、おっさん読書は振り返らない。

【朗報】猫の名前は英語版でもワタヤノボルだった
【悲報】改名後は、サワラではなく'Mackerel'に
・・・サバかよ!?

そういや今年もノーベル賞は逃した、っていうかあれファンが勝手に盛り上がってるだけなのな。
当の村上氏は、ひいきのヤクルトスワローズがリーグ優勝して喜んでいた模様。
日本シリーズも楽しみなのではないでしょうか。
thanks機能は会員のみ
2011/02/20 By atsumaro (評価:4点 / ジャンル:FI / YL:0.0 / 語数:250,000)
かなりの長編。 読んでる途中?がたくさん出てきてしうまう本です。 村上春樹の作品はシュルレアリスム(超現実主義)と言われていますが、まさにそんな感じです。 ドストエフスキーのカラマーゾフの影響を強く受けていることがこの作品でもわかります。 登場人物の行動やモノなどがメタファー(暗喩)となっており、ひとつひとつに表現したいことがあるようです。が、一読するだけだと、なかなか理解し難い。 好き嫌いが分かれそうです。 いま私は春樹作品はお腹いっぱいに感じます。
thanks機能は会員のみ
2010/08/16 By うぃすく (評価:3点 / ジャンル:FI / YL:5.0 / 語数:250,000)
とにかく読了までに日にちがかかった。あきらかにチョイスミス。村上春樹は好きだけど、戦争・拷問のシーンが辛すぎて1日1ページでやめてしまったり。多読としては、読むのやめるべきだったのですが。英語は分かりやすくて、英語なのに村上春樹っぽいと思った。
thanks機能は会員のみ

このページの先頭へ