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Clara and the Bookwagon (I Can Read Level 3)
著者: Levinson, Nancy Smiler(著) Croll, Carolyn(イラスト)
販売元: HarperCollins
発売日: 1991年01月30日
種別: ペーパーバック
価格: ¥1,147
在庫: 通常12~13日以内に発送します。
ページ数: 64ページ
Farm Life: 332位
1800s: 271位
Education & Reference: 147741位
シリーズ:I Can Read 3: others

多読国民のレビュー

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2017/02/15 By nakanaka (評価:5点 / ジャンル:NF / YL:1.7 / 語数:1,500)
お父さんの農場で働くクララは、近所に学校がなく文字が読めません。でも勉強がしたいし、本も読みたいと切に願います。ある日お父さんと街に行ったクララは雑貨店に無料の貸本があるのを発見します。でもお父さんは農場に文字は必要ないといって怒ります。この時の涙するクララがほんとにかわいそうで。。でもある日馬車に本をたくさん積んだ移動図書館がやってきます。運転?してきたライブラリアンの女性は、本を読みたいと願うクララの気持ちを受け止めて読書に反対するお父さんを説得。実はお父さんもお母さんもあまり文字を読めなかったのですね。本を読むことを熱望するクララにやられました。そして、このBookWagon、1905年ごろに本当にあったお話なんです。なんて素敵なライブラリアンなんでしょう。
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2013/10/25 By santana01 (評価:4点 / ジャンル:TR / YL:1.7 / 語数:1,513)
少女クララはメリーランドの小さな農場に家族とともに暮らしている。当時、農民向けの学校などはなく、家事や労働に追わる毎日だった。そんな日常でも彼女は学びたいという思いを捨てられず、特に本を読みたいと密かに願っていた。そんな田舎の農場に本を届けようとした女性の物語。その志は受け継がれ、現代でも自動車を使った移動図書館などに活かされている。
一冊の本を待ち焦がれ、貪るように読んだ昔の人に比べれば、どんな本でもすぐに読め、手に入る環境に生まれながら、周りに積ん読の山を築いている自分の部屋を省みて反省しきりである。
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