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Sarah, Plain and Tall (Sarah, Plain and Tall Saga #1)
著者: MacLachlan, Patricia(著)
販売元: HarperCollins
発売日: 1987年09月04日
種別: ペーパーバック
価格: ¥1,285
在庫: 通常3~4日以内に発送します。
ページ数: 96ページ
Classics: 1581位
シリーズ:Sarah, Plain and Tall(vol.1)

多読国民のレビュー

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2018/02/27 By かほる (評価:5点 / ジャンル:HU / YL:3.4 / 語数:8,251)
まだ、馬車や汽車が交通機関だった頃のアメリカが舞台です。
母を亡くした姉とまだ幼い弟。
ある日父が新聞にのせた花嫁募集の記事に返事をくれたSarah。手紙のやり取りをあと、まずは一ヶ月間一緒に住むことになります。
人々の心の機微を丁寧に書いた作品だと思います。
知らない単語もあったけど大体は掴めたと思う。
次の巻が楽しみです。
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2017/12/08 By Miki (評価:5点 / ジャンル:HU / YL:3.0 / 語数:8,251)
13年ぶり、3度目の再読。

静謐で美しい物語。

人間はほとんど、何処かしら欠けている。
産まれながらに欠けている人もいれば、生きるうちに欠けを作る人もいる。
その欠けを心の傷と考える人もいれば、欠けていることに気付かずに生活している人もいる。

この家族、父Jacob, 娘Anne, 息子Calebも妻あるいは母の喪失という「欠け」をその心に持っている。ある日、それを埋めるべく花嫁募集の広告を出した。そういう時代だったのだ。
その広告を見て応募してきたのは、兄と海辺に暮らすSarah。兄が結婚することになり居場所を無くし、嫁ぎ先を見つけるべくこの家族の元にやってきた。故郷を捨てざるを得なかった、兄との暮らしを諦めざるを得なかった点でSarahも心の中に欠けを作っている。

心の中の足りないものを、互いに寄り添うことで埋めようとするのは、人間の生きていくうえでごく自然な事なのだろうけれど、物の溢れかえった世の中で、その当たり前だけれど忘れていたことを、この本は思い出させてくれるように思う。
自分の中の欠けを埋めることにもがくのではなく、ただ寄り添い、相手の気持ちを考え行動することで必然的ににそれが埋められていく様子は読んでいてホッとさせられる。

多読というのでなくとも、この名作はもっと読まれるべきだと思う。




52min/159wpm
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2017/11/21 By ひぽ (評価:5点 / ジャンル:HU / YL:3.5 / 語数:8,251)
季節感のある日々の暮らしと、穏やかだが複雑な子供たちの心理が叙情的に描かれている。「老人と海」を日本語で読んだ時にも思ったが、表現の豊かな小説はそれだけで映画を一本見たようなずっしりとした満足感がある。続きも是非読んでみようと思った。
難易度について、YL3.5よりは少し難しく感じた。風景描写のような、ストーリーの本筋とは関係ない表現が多くを占めているためだろうか。
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2017/02/02 By Gray Cat (評価:4点 / ジャンル:HU / YL:3.0 / 語数:8,251)
開拓時代のアメリカの大草原、牛や羊や馬を飼い、畑を耕し、小さな小屋で生きる父と子二人、AnnaとCalebの姉弟。
母親は、Calebの出産で亡くなっており、父親は「妻求む」の新聞広告を出す。
それに応じて手紙をくれたのが、Main州の海辺に暮らすというSarah。
いよいよ汽車に乗ってSarahがやって来ることに。
黄色のボンネット、Plain and Tallと手紙が来る。 お試しに一ヶ月、一緒に暮らすことになったのだ。
Sarahは、AnnaとCalebを気に入ってくれるだろうか?
小さな家は、みすぼらしくないだろうか?
Sarahは、家族に静かに馴染み、お互いの信頼関係を築いていく。
夏まで居てくれるだろうか? ここに残ってくれるだろうか?
Annaの独白形式で綴られる、簡潔で品格のある文章。
だが、農場の自然や家族の生活が十分に伝わって来る。
決して長くはないが、しっかりした読後感が残る。
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2016/02/15 By RtoA (評価:4点 / ジャンル:HU / YL:3.5 / 語数:8,251)
心が温かくなるような濃いお話でした。
Sarahのことで不安になったり、喜んだり、子供達が可愛かったです。
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2013/09/28 By Esola (評価:5点 / ジャンル:HU / YL:3.5 / 語数:8,251)
平易な英語だが、ぐっと物語の世界に引き込まれる作品。
古き良きアメリカの世界。
朗読CDも良さそうだなあ。
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2013/07/26 By たびねこ (評価:5点 / ジャンル:HU / YL:3.5 / 語数:8,251)
平易な英語なのに、とにかく繊細で美しい文章です。
生活の様子、登場人物の心情がはっきりとイメージできます。
飼い犬や家畜など、動物の動きがよく出てきますが、それがイメージを喚起するいい材料になっています。

話の内容は他の方がレビューされている通りですが、
オーディオブックで聴くと感動がよりいっそう深まります。
所々で流れる音楽がとてもよく、私は8章、9章を聴いていると自然に涙があふれてきます・・・。

この本を使って音読も始めました。
Anne of Green Gablesでは歯が立たないし、Winnie the Poohは文体が独特すぎる。
Magic Tree HouseやRainbow magicは話は面白いけど音読するとあまり楽しくない・・・。
と感じていた私ですが、この本は本当に1文1文が味わい深く、声に出していて楽しいです。

何度も何度も読んで、聴いて、音読して、静かな世界を堪能したいです。
Esolaより thanks機能は会員のみ
2012/08/20 By ろきん (評価:4点 / ジャンル:HU / YL:3.5 / 語数:8,251)
母を亡くした子供たちが、父の再婚相手となるかもしれない女性Sarahを迎え入れる話。
Sarahの言葉の端々から、彼女の気持ちを探ろうとする子供たちの敏感さは、どこか懐かしかったです。
短い文章なのに上品で、もの悲しい作品でした。
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2012/03/02 By モッツ (評価:4点 / ジャンル:HU / YL:3.5 / 語数:8,251)
平易な英語ながらも少し読みづらさを感じました。でもこれまで読んできた児童文学とはちょっと違う印象を受けました。綺麗な文章で静かな語り口で、Sarahや子供たちの日常や交流が描かれています。Sarahの故郷を恋しく思う気持ちと、子供たちのSarahに居てほしいという気持ちが相まって、最後は心に響くものがありました。
短く平易な文章でも静かに感動や切なさを与えてくれるとは、さすがニューベリー賞受賞作だなと感じました。

是非シリーズ続編も読んでみようと思います。
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2011/07/07 By flocon (評価:4点 / ジャンル:HU / YL:3.5 / 語数:8,251)
静かで、詩のようなひろがりがあるのにどこか寡黙な、
独特の文章でした。
平易な語彙と構文でこういうふうにかけるのはすごいですね。

ただ、Sharon Creechの詩日記シリーズ(Love that dogとHate that cat)
とはちがって、同じ平易な文章でも、
わたしにとってはずいぶん読みにくくも感じました。

この作家の独特の「言わずに言う」感じはとても好きですが、
おそらく相性の問題で少し靄がかった印象になってしまうようです。
このあいだ、この人の作品を途中まで読みかけてやめてしまいましたが、
それよりはずいぶん読みやすい。
けれど、どうせならもっと余裕をもって
行間も余白もすーっとのむように読んでみたいと思うので、
この人の作品はゆっくり読んでいこうかなと思いました。
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2011/06/18 By shiranui (評価:4点 / ジャンル:HU / YL:3.5 / 語数:8,251)
Calebが生まれて間もなく、母は亡くなった。
そこへ新しく、お母さん候補としてやってきたのがSarahだった。

Sarahはなんでもできて心も強い完璧な人、というわけじゃないのがよかった。
やっぱり海辺の故郷が恋しくなって落ち込むSarahの気持ちも分かるし、
そんなSarahの姿に、いなくなってしまうの?、と不安になるAnnaやCalebの気持ちもわかる。
大人になって読むと、変わってくる話かも。

Sarahの気持ちを、同じような立場でわかってくれるMaggieが好き。
"There are always things to miss, no matter where you are."というのは、似た経験があるからこそ出てくる言葉だろうなぁ。
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2011/05/07 By wan (評価:5点 / ジャンル:HU / YL:3.5 / 語数:8,251)
2回目
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2011/04/06 By レモン (評価:4点 / ジャンル:HU / YL:3.5 / 語数:8,251)
久しぶりに綺麗な文章を読んだといった感じである。
内容は静かに流れていく感じで事件や爆笑などとは無縁の物語である。
時には落ち着いてこのような作品に浸るのもいいかもしれない。

アメリカ開拓時代の物語、父の花嫁候補として海辺の町からやってくるSarahと子供たち、父親の心の交流を丁寧に書いている。
なんとも奥ゆかしく切ない感じがする。
聞き慣れない植物の名前が時々出てくるのと農耕道具??などちょっとわからない単語も出てくるので注意が必要かも・・・

ゆくゆくは『Little House』シリーズを読んでみたいと思っているので
その前に開拓時代の物語でYLが自分のレベルにあっているものを
探して行き着いたシリーズである。
この時代に生きた人々は本当に強い精神と優しさを持っている。
何もないけれど人の絆、力強く生きていく様をあらためて感じることのできる良書である。
1986年ジョン・ニューベリー賞(The John Newbery Medal)受賞作品
Esolaより thanks機能は会員のみ
2010/12/01 By wan (評価:5点 / ジャンル:HU / YL:3.5 / 語数:8,251)
子供の頃ってこんなこんな感じ方してたな~と懐かしさを感じながら読めました。
時間や季節の流れが感じられるのもよかったです。
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2006/01/04 By ゆう (評価:5点 / ジャンル:HU / YL:3.5 / 語数:8,251)
短い文章の中でも、静かに、一人一人の気持ちがよく表現されていて、また、だんだんと家族になっていく4人のささやかで、でもかけがえのない幸せが胸にしみます。
大人が読んでも(大人だからこそ?)感動できる一冊。
モッツより ermymfより thanks機能は会員のみ
2004/11/03 By Miki (評価:5点 / ジャンル:HU / YL:3.0 / 語数:8,251)
散文詩的な美しい文章。
ゆっくり、かみしめて読みたい。
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2003/10/10 By Miki (評価:4点 / ジャンル:HU / YL:3.0 / 語数:8,251)
静かな、美しい物語。再読したい。
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