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Micro
販売元: Harper Collins USA
発売日: 2012年03月27日
種別: マスマーケット
価格: ¥1,939
在庫: 通常2~3日以内に発送します。
ページ数: 429ページ

多読国民のレビュー

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2018/10/13 By こーた (評価:4点 / ジャンル:NO / YL:0.0 / 語数:80,000)
※語数は適当

スモールライトは実在した!?
世紀の大発明、物質小型化装置(可逆!)テンソルジェネレータが悪者の手に堕ちる。
ハーバード大院生の研究者たちがちっちゃくされちゃって、森の中でサバイバル大冒険。
相手はスズメバチやムカデやクモ、鳥やコウモリに殺人ドローン。
死に至る小型化の副作用、「BEND」も恐ろしい。

小型化の科学的バックボーンは想像してた以上にガバガバ。
「ワイら、酸素分子をどうやって取り込んでおるのだ」なんて読者の疑問を代弁するセリフも、
「よくわからんがそのあたりがBENDの原因なんじゃね」という論点ずらしで華麗にクリア。
他にもマイクロマシンの構造とかバッテリーとか、いろいろザルだけど気にすんな。

最初7人いた仲間たちが徐々に減っていく。
実質上の主人公と思われていたリーダー格もあっさり退場。
残されたのは反目しあっていた蜘蛛専格闘女カレンとエア冒険野郎リック。
リックのダサいシャツの下には素敵な筋肉、うーんアメリカン。
いい仲になる二人、これ完全に吊り橋効果ですよね。

萌え大賞はトンデモ装置の開発者、ベンさん。
ちっちゃくなったまんま、こっそり地中に住んでいた。
謎の磁場発生装置でBENDを克服、飛行機の整備もこなすステキじじい。
焼き討ちにあって二人を逃がしつつ、爆発に呑まれるベン。
実は生きてた的な展開があれば神作だったのだが。
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