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Hillbilly Elegy: A Memoir of a Family and Culture in Crisis
著者: J. D. Vance
販売元: William Collins
発売日: 2017-06-01
種別: ペーパーバック
価格: ¥ 1,419円 [定価:¥ 1,413]
在庫: 在庫あり。
ページ数: 272ページ
売り上げランキング: 5997位

多読国民のレビュー

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2018/07/03 By シュバババン (評価:5点 / ジャンル:BI / YL:7.5 / 語数:60,000)
・難易度 かなり難しい。初読時1/10読んだところで断念。日本語訳を読んでから再トライして完読。
・内容 貧乏な工業地域出身で、例外的に一流大学卒弁護士になることが出来た筆者の自伝。下流白人(ヒルビリー:邦訳すると丘の野蛮人?)の生活様式、問題点、美点が描かれている。筆者の母は典型的ヒルビリーで、シングルマザーで男は取っ替え引っ替え、彼氏と怒鳴りあってばかりいる、麻薬中毒者、筆者に数々のトラウマを与えることになる。ただ基本的に子供を愛しており根っからの悪人ではない。筆者の祖母と祖父が教育的で、努力すれば世代を超えた貧困の連鎖から脱出できることを、暖かい家庭を通して筆者に伝えていく。アメリカ下流から上流へと成り上がった筆者なので、両者の対比が分かりやすく、面白く語られている。
・感想 職場の麻薬使用チェックのための尿検査に、息子の尿を持って行こうとする、ろくでなしのお母さん。13歳の時で泥棒を銃で追っ払ったおばあちゃん。キャラが濃く魅力的でページが進む。示唆に富んでいるなと思ったのは、「貧困層の学校の教育レベルは悪くない」という点だった。問題は学校ではなく家庭にある。毎日怒鳴りあう母と彼氏がいる家では、子供は勉強どころではないということだ。安定した家庭が子供の成長にどれだけ必要か実感としてよくわかる話だった。
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