多読王国 | タドキストの為の無料読書(洋書多読)管理コミュニティ

Fair Play (All's Fair)
著者: Josh Lanyon
販売元: Carina Press
発売日: 2014-11-10
種別: Kindle版
ページ数: 199ページ

多読国民のレビュー

全件5 人読んだ3 人読書中0 人興味2 人積読0 人
コメントなしも表示する
2015/12/05 By ホタル (評価:5点 / ジャンル:NO / YL:0.0 / 語数:68,000)
Eliotのツンデレぶりがかわいかった!
thanks機能は会員のみ
2015/06/01 By めねたおたべ (評価:5点 / ジャンル:MY / YL:6.0 / 語数:68,000)
主人公はカレッジで歴史を教えているエリオット・ミルズ。元FBI捜査官ですが、任務中の負傷で退職しています。ゲイで、FBIの元同僚のタッカー・ランスとプライベートなパートナー関係にあります。
ある晩エリオットの父、ローランドの家が火事になり、ローランドが出版する間際の回顧録の原稿ともども全焼します。ローランドもやはり大学教授でしたが、若い頃は反体制運動に参加しており、そのころの思い出を書いていたのです。ローランドはエリオットの家に一時避難しましたが、火事は放火によるものと判明し、またエリオット、ローランドともども、散歩の際にクロスボウで狙われます。エリオットは父ローランドの回顧録に原因があるのではないかと調べ始めますが、ローランドはエリオットの干渉を拒否し、やがて姿を消してしまいます。一方、エリオットの恋人のタッカーも、何か隠していることがあるようで、ふたりの関係もぎくしゃくしはじめますが、エリオットは父を殺そうとした犯人を捜して、40年前に起きた事件を調べていきます。

All’s Fairというシリーズの第2作です。1作目は"Fair Game"といい、エリオットの勤める大学で起きた殺人事件と、エリオットとタッカーの関係を軸に展開するロマンスミステリです(邦題『フェア・ゲーム』で翻訳があります)。2作目の本作は、エリオットの父ローランドが40年前に関わった事件の真相と、同性の恋人でありパートナーであるタッカーとのフェアな関係をめぐって話が展開していきます。

ロマンスミステリ、しかもハーレクインレーベルから出ているので、同性同士のベッドインシーンがかなりたっぷりあります(苦手な方は注意、ただストーリーでこれが重要な役割を果たしてもいる)、ミステリの部分も複数の線が展開しておもしろいです。

ジョシュ・ラニヨンという作家は、アドリアン・イングリッシュのシリーズを読んですっかりファンになってしまいましたが、ミステリと、登場人物の人間関係、愛情だけでなくtrustやrespectといったテーマを絡めて展開するのが非常に得意らしく、うまいと思います。ストーリーの緩急のつけ方もいいです。今回は第1作のFair Gameで登場したシリアルキラーについての伏線も入っているので、まだシリーズが続くのかもしれません。楽しみにしています。

英語のセンテンスはそんなに長くなく、単語はやや難しいものもでてきますが、キャラクターに思い入れできるとするっと読めてしまうところがあります。語数は序文に記載のもの。甘ったるいだけでないロマンスミステリを求めている方にはとくにおすすめ。


giraffer SACHIより thanks機能は会員のみ

このページの先頭へ