著者: Hosseini, Khaled(著)
販売元: Riverhead Trade
発売日: 2004年04月27日
種別: ペーパーバック
価格: ¥2,825
在庫: 通常5~6日以内に発送します。
ページ数: 400ページ
Contemporary: 1906位
Literary: 3044位
多読国民のレビュー
全件 | 15 人 | 読んだ | 8 人 | 読書中 | 0 人 | 興味 | 6 人 | 積読 | 1 人 |
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2013/11/21 By Ken (評価:
/ ジャンル:FI / YL:7.5 / 語数:106,895)
全編を通じた大きなテーマは「贖罪」。幼少期に父親の愛情に飢える余り、自分の大事な人を裏切った過去に苛まれながら生活していた所に掛かってきた15年ぶりの電話。そこから物語は過去をめぐる旅へと変貌する。後半明らかになる事実は人生の無常を感じさせ、極めて保守的な文化、宗教的価値観の中で生きることの辛さを感じさせる。
前半部分はかなりのスローテンポで読むのが正直苦痛。後半150ページで前半の謎が解けるので読みやすさは倍増するが、全体としての満足度は3つ星。
前半部分はかなりのスローテンポで読むのが正直苦痛。後半150ページで前半の謎が解けるので読みやすさは倍増するが、全体としての満足度は3つ星。
2013/01/12 By chobi (評価:
/ ジャンル:FI / YL:7.0 / 語数:106,895)
”君のためなら千回でも”の原作。
アフガニスタンの2人の少年が辿る運命を淡々と描いてるけど、読んでいてつらくなる。
部族間の差別や、戦争で故郷やそれまでの生活を奪われる件は、自分には考えられない。
アフガニスタンの戦争・内戦をニュースやネットでなんとなく知っていたけど、改めて読むと本当にひどい。
民族浄化は、人間としてあってはならない行為だけど、戦争はそんな正常な判断も奪ってしまうんだなぁ。
アミールを弱い人間と責めるのは簡単だけど、自分だったら?
強い父親の愛情を何とか得ようとしてる姿は、哀れでもあり・・・。
ハッサンの息子が、希望をまた持てるといいな。
涙なくして読めない本。読んだ後、色々考えさせられます。
アフガニスタンの2人の少年が辿る運命を淡々と描いてるけど、読んでいてつらくなる。
部族間の差別や、戦争で故郷やそれまでの生活を奪われる件は、自分には考えられない。
アフガニスタンの戦争・内戦をニュースやネットでなんとなく知っていたけど、改めて読むと本当にひどい。
民族浄化は、人間としてあってはならない行為だけど、戦争はそんな正常な判断も奪ってしまうんだなぁ。
アミールを弱い人間と責めるのは簡単だけど、自分だったら?
強い父親の愛情を何とか得ようとしてる姿は、哀れでもあり・・・。
ハッサンの息子が、希望をまた持てるといいな。
涙なくして読めない本。読んだ後、色々考えさせられます。
2006/04/16 By ゆう (評価:
/ ジャンル:HU / YL:7.5 / 語数:106,895)
舞台は70年代のアフガニスタン、身分は違えど、仲良しの少年ふたりが遊ぶほほえましい光景から始まります。
やがて、子供にありがちなささいな躓きが大きな溝となり、ふたりを分ち、歴史の波に呑み込まれていく彼らの半生を描いた作品。
星5つでは足りません。
10個ぐらいつけたい。
やがて、子供にありがちなささいな躓きが大きな溝となり、ふたりを分ち、歴史の波に呑み込まれていく彼らの半生を描いた作品。
星5つでは足りません。
10個ぐらいつけたい。