多読王国 | タドキストの為の無料読書（洋書多読）管理コミュニティ

シェークスピアの作品の中で『お気に召すまま』と並んで好きな作品だったので、楽しく読めました。でも本当にしみじみ味わうのであれば原書にトライしないといけないんだろうなとも思いました。

多読の一環なので、簡略化されて味わい深くはないけれど、それはそれとして楽しく読みました。コミックの「ガラスの仮面」の劇中劇が頭の中を占領しているため、それに引きずられているのがよくわかります。

シェイクスピアの「真夏の夜の夢」の簡易版、Ｒｅｔｏｌｄ版の戯曲。
古代アテネに舞台を設定し、領主の結婚式、三角関係の恋人２組、
不仲の妖精の王と王妃、婚礼の席で寸劇を上演予定の職人集団が織り成す喜劇。
高校時代に叔母の本棚から譲り受け、繰り返し読んだので懐かしい。
馴染みのセリフ回しが簡易版のため尽く消えているのが残念。
いつか原書で読んでみたい。

はちゃめちゃな話だったけど、まぁまぁ面白かった。妖精のせいなのね、というところでしょうか。

登場人物が多すぎて、状況把握が難しかった。