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Once upon Stilettos by Shanna Swendsonです。

シリーズ第２作目で、日本では創元推理文庫から、
『赤い靴の誘惑』というタイトルで翻訳版も出ています。

女性主人公ケイティ・チャンドラーはある時、
魔法使い達に特殊な「能力」を見いだされ、そのまま彼らの会社へ誘われて
彼らとともにMSIという企業で働き始めます。

全く魔法が使えないケイティが魔法を製作する会社で活躍する話で、
「こんな会社勤めしてみたいな」と思いながら楽しく読めると思います。
魔法が使えないのに、なぜMSIにスカウトされたか気になる方は、
ぜひ第１作から読んでみてください。
魔法が使えなくても、その世界で活躍できるなんて、
ある意味魔法が使えない(と思われる)自分にも希望を与えてくれます。

弁護士イーサン＆同じ会社で働くキュートな魔法使いオーウェンとの恋の行方も気になるところ。

人事部長でオーウェンの親友でもあるロッドや、警備部門のサム、
社内でのOL仲間イザベル、アリ、トリックスなど脇役もいい味を出しています。

現在６冊目まで翻訳版が出ていて、
先日第７作である『Kiss and Spell』が出版されました。
一応この第７作を持って、シリーズを終わりにすると作者は言っていますが、
ファンとしては続編を切に願います＾＾