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シャーロック・ホームズの長編「４つの署名」のRetold版。
インドに赴任していた父親がロンドンに戻ったものの行方不明、
その後、高価な真珠が毎年送られて来るようになり、
「真実を告げましょう」という謎の手紙を受け取った若い婦人が依頼人。
ホームズとワトソン博士は依頼人に同行するが、
行く手には、インドの財宝と殺人事件が待っていた。
簡易版なのと、イラストが豊富なので、一気に読める。

かの有名なシャーロックホームズのお話しのうちの一つです。

のめりこむほどに面白いのかというとそうでもありませんが有名な古典探偵ものと
いうことである程度の型もあります。そういった点では話が難しく反れたりすることも
ないので予定調和的で読みやすいと思います。

原作に挑戦することがあればだいぶ印象は違うのかもしれませんね。
「ダイジェスト版」といった印象でした。

どうもアーサー・コナン・ドイル作品と私は相性があまりよろしくない。イマイチ楽しめず。ワトソンの淡い恋のエピソードも余分。Audioで聴いたが、ホームズの声がイヤだった。なんでわざわざあんなにアジア人英語みたいな巻き舌にするの？イギリス人なんだからふつうのきれいなイギリス英語発音でいいのに。

けれんみたっぷりのシャーロックホームズの世界。挿絵もおどろおどろしくて好き。

完全に内容忘れてました。
四つの署名を英語で読めて最高です。
いつか原書に挑戦してみたい。

　ベイカー通り221Bのホームズと私(ワトソン)の元に、ある女性が不可思議な事件を抱えてやってくる。10年前に父親が失踪しているという女性の元に、突然ある劇場前に来るように指示する手紙が来たと言う。その手紙以前に、送り主不明で毎年一つずつ計六つの真珠を受け取っていた彼女は、不安になってホームズを訪ねたのだ。ホームズと私は劇場に同行することにする−−

　コナン・ドイルの『四つの署名』のretold版です。日本語で原作を読んだことがあるのですが、結構内容を忘れていたのでそれなりに楽しめました。ミステリーじゃなく冒険物として読んだ方がいいかもしれません。